「自己肯定感が高い」と聞いたとき、どんな状態のことを思い浮かべますか?
例えば、
- 自分に自信がある
- 常に前向きでいられる
- 心に余裕がある
といったイメージかなと思います。
でもいざ、自己肯定感を上げたいと思っても、具体的に何をすればいいかわかりづらいですよね。
「そもそも自信なんて、急に持てるものじゃない」
と感じる方もいるかもしれません。
そんなときは、「自分に掛ける言葉」を変えることから始めてみませんか。
この記事では、
このような理想の自分に近づくための、「自己肯定感を高める言葉」をご紹介します!

自己肯定感が低いと、
「自分が自分の味方じゃないような感覚」
に陥りやすくなります。
自分の味方になってくれる、優しい言葉を探しに行きましょう♪
- 自分に自信が持てない
- つい自分を責めてしまう
- ネガティブな考えが止まらなくなる
なぜ自己肯定感を高めることが大切なのか

自己肯定感とは、
「ありのままの自分を認め、存在そのものにOKを出せる感覚」
のことです。
毎日の生活の中では、良いこともあれば、うまくいかないこともありますよね。
成功する日もあれば、失敗して落ち込む日もあるでしょう。
そんなとき、自己肯定感が安定していると、
「うまくいかなかったけれど、それでも私は大丈夫」
と、自分を必要以上に否定せずにいられるようになります。
具体的には、
一方で、自己肯定感が低いと、「自分を責める時間」が増えていきます。
失敗を何度も思い返してしまったり、
誰かの一言をずっと引きずってしまったり。
まるで自分の中に厳しい審査員がいて、いつもダメ出しをしているような状態です。
自己肯定感は、例えるなら
「自分をすり減らしすぎないための土台」
のようなもの。
この土台があるだけで、同じ出来事でも心の揺れはずいぶん穏やかになります。

自己肯定感は自分の力で高めていくことができます。
次の項目では、「自己肯定感を育てる言葉」を一緒に見ていきましょう。
今日から使える「自己肯定感を育てる言葉」
自己肯定感を高めるためには、
などの視点が大切だと言われています。
でも、頭では分かっていても、落ち込んでいるときにこれを思い出すのは難しいものですよね。
だからこそ、「自分に寄り添うひとこと」を日常的に掛けてあげることが大切になってきます。
ここからは、今日からすぐに使える「自己肯定感を育てる言葉」をご紹介します。
①行動を認める言葉

頑張ることと同じくらい、「頑張っている自分」に気づいてあげることは大切です。
大きな目標に向かっているときほど、足りない部分やできていないことに目が向きやすくなります。
でも本当は、その陰でいくつもの小さな行動を積み重ねているはず。
ときどき立ち止まって、「できた」という事実に目を向けてみましょう。
大きな成果じゃなくても、「行動した」という事実そのものが、自己肯定感の根拠になります。
②気持ちを尊重する言葉

行動と同じくらい大切なのが、自分の中から湧き上がってきた「気持ち」を否定しないことです。
うれしい、悔しい、つらい、腹が立つ。
ポジティブでもネガティブでも、それはまぎれもなく「今の自分が感じた事実」です。
無理に前向きに塗り替えようとせず、まずは一度やわらかく受け止めてあげましょう。
そのうえで、「どうすれば少し楽になれるかな」と、あとからゆっくり考えればいいのです。
感情を否定しないことは、自分を敵にしないことでもあります。
気持ちを尊重できると、自己肯定感は少しずつ安定していきますよ。
③選択を肯定する言葉

私たちの毎日は、いくつもの選択の積み重ねでできています。
何を言うか、何を言わないか。
頑張るか、休むか。続けるか、やめるか。
「これでよかったのかな…」と不安になることもありますよね。
でも、本当に大切なのは「正しい選択だったかどうか」ではないのです。
そのときの自分がしっかりと考え、選択をして決めたという事実に価値があります。
選択を肯定できるようになると、誰かの正解に振り回されにくくなります。
それは、自分の人生のハンドルを、少しずつ自分の手に取り戻すことでもあるのです。
④小さな達成を拾う言葉

日常の中にある、小さな「できた」をひとつずつ言葉にして確認していくこと。
それは、自己肯定感の種をまく行動です。
私たちはつい、大きな成果ばかりを「成功」と呼びたくなります。
でも本当は、毎日当たり前のようにこなしていることも、立派な積み重ねのひとつ。
ときにはその「当たり前」を、きちんと褒めてあげましょう。
小さな達成を見逃さずに拾えるようになると、「私は何もできていない」という思い込みが、だんだんとほぐれていきます。
⑤ネガティブな自分も責めない言葉

落ち込んでしまったり、「なんでこんなこともできないんだろう」と自分を責めてしまう日もありますよね。
そんなとき、無理に明るくなろうとしなくてもいいのです。
まずは、その気持ちにそっと寄り添ってあげましょう。
ネガティブを否定しないことが、もう一度前を向くきっかけになることもあります。
自分を責めないことは、自分を甘やかすこととは別物です。
自分の気持ちに寄り添う時間は、また力強く歩き出すために必要なのです。
自己肯定感を高めるために必要なこと

自己肯定感を育てるための言葉を、5つのシーンに分けてご紹介しました。
- 行動を認める言葉
- 気持ちを尊重する言葉
- 選択を肯定する言葉
- 小さな達成を拾う言葉
- ネガティブな自分も責めない言葉
「前向きな言葉」をただ並べることが大切、という意味ではありません。
自己肯定感は、無理に明るくなろうとして高まるものではないからです。
ここからは、「自己肯定感を高めるために必要なこと」を、もう少し深く解説していきます。
「ポジティブ=自己肯定感が高い」とは限らない
「ポジティブな人=自己肯定感が高い人」
と捉えてはいませんか。
たしかに、どちらも前向きなイメージがありますよね。
でも実は、この2つは「似ているようで少し違うもの」です。
それぞれの特徴を、簡単に整理してみます。
| ポジティブ | 自己肯定感が高い |
|---|---|
| 気分や考え方の向き | 自分との関係性 |
| 明るさが特徴 | 安定感・安心感が特徴 |
| 前向きになろうとする | 否定しすぎない |
| ネガティブを避ける | ネガティブも受け止める |
ひとことでまとめてみると、
となります。
ポジティブは「気分の向き」に関わるもの。
一方で、自己肯定感は「自分との関係性」に関わるものです。
前向きでいられなくても、元気でなくても、それでも自分を見捨てない。
これこそが、自己肯定感が持つ本当の「強さ」の正体です。
つまり、自己肯定感が高いとは
「ネガティブも含めて、自分をまるごと受け入れられる状態」
のことなのです。
ポジティブと自己肯定感の関係を図で表現すると、以下のようになります。


自己肯定感という安定した土台があることで、
考え方そのものがポジティブになりやすくなる、ということですね。
無理してポジティブになろうとすると、つらくなる
自己肯定感が下がるとき、言葉と事実のあいだに「ズレ」が生まれていることがよくあります。
これは、
「気分 > 事実」
という、人間がもともと持っている思考のクセによるものです。
気持ちが強くなると、事実よりも「感じたこと」が大きく見えてしまうのです。
例えば、落ち込んだときに「自分には何もできない」と思ってしまうのは、気分の割合が大きくなりすぎて、事実が見えなくなってしまっている状態です。
「私はダメ」
「やっぱり向いていない」
といった言葉も、そのときの気分から生じていることが少なくありません。
そんな状態で、「前向きにいこう」と上から明るさを塗ろうとするのには無理があります。
むしろ、ネガティブな気持ちを否定するほど、「前向きになれない自分」まで責めてしまい、自己肯定感はさらに揺らいでしまいます。
それは、本当の意味での「前向きさ」とは、少し違いますよね。
そんなときに必要なのが、「事実を言葉にすること」。
今の気持ちをそのままにしながら、事実をひとつずつ言葉で確かめていくのです。
「何もできてない」
ではなく、
「今日は○○はできた」
と、できた部分にきちんと目を向けて言い直してみる。
気持ちを押さえ込まず、自分との関係を整えていくことが、自己肯定感の安定へとつながっていきます。

この「事実を言葉にすること」を簡単に実践できるのが、
先ほどご紹介した「自己肯定感を高める言葉」なのです。
「事実」に目を向けると、自己肯定感はゆるがなくなる
ここまでお伝えしてきたように、自己肯定感を育てる鍵は「事実に目を向けること」にあります。
行動も、選択も、感じた気持ちも。
自分の中で起きたことを、ひとつひとつ言葉にしていく。
そうすることで、感情だけに振り回されず、落ち着いた目で自分を見られるようになります。
例えば、
事実を言葉にするたびに、「私はちゃんと見ているよ」と自分に伝えることになります。
それが積み重なると、自分とのあいだに小さな信頼関係が生まれていきます。
この信頼関係こそが、自己肯定感の土台です。
土台が安定してくると、
という変化が起こります。
それは、自分の中に「これでいい」と思える軸ができるから。
小さな言葉を積み重ねていくうちに、前向きさは心の中に自然と育っていきます。
おわりに
今回は、「自己肯定感を高める言葉」についてご紹介しました!
- 行動を認める言葉
- 気持ちを尊重する言葉
- 選択を肯定する言葉
- 小さな達成を拾う言葉
- ネガティブな自分も責めない言葉
特別な成功体験が大切なのではなく、今ある事実をていねいに拾うこと。
今日できたことを、ひとつでも言葉にすること。
こうした「今日のあなたがしてきたこと」の中に、自己肯定感が育つ種があるのです。
どんな状態の自分でも見捨てないことが、自分との信頼関係を少しずつ作っていきます。
まずは今日からなにかひとつ、自分へと優しい言葉をかけてあげてくださいね♪
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