スキマ時間まで頑張ることに、ちょっと疲れたあなたへ

こころ
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仕事や家事など用事をこなす中で、ちょっと時間が空いた…

スキマ時間ができたとき、あなたは何をしますか?

  • スマホアプリで外国語の勉強
  • 耳から学べるオーディオブックを聞く
  • 参考書や学習系の動画で知識を増やす

こんなふうにスキマ時間を有効に活用できると、充実感が得られますよね。

でも、「なんだか今日は頑張れないな」と感じて、何もしていない自分に焦ってしまう日もありませんか?

もしかしたらそれは、

「時間は有効に使わなければいけない」

という思い込みに、知らず知らず縛られているのかもしれません。

スキマ時間まで頑張ることに疲れてしまった。
そんなふうに思ったときに、ぜひこの記事を読んでみてくださいね。

こんなアナタに読んでほしい
  • いつも時間に追われている気がする
  • 空き時間も何かせずにはいられない
  • 「頑張れない日」があると、罪悪感を抱いてしまう

どうしてスキマ時間まで埋めようとするの?

スキマ時間の活用が注目されるようになった背景には、このような時代の流れがあります。

  • 成果主義の風潮
    「時間=成果」と考え、自己成長に励むことが正義と捉えられる。
  • SNSの影響
    忙しい中で努力する人の投稿が目に入り、「自分も頑張らなくては」と無意識に思ってしまう。
  • 効率化ブーム
    あらゆる行動を最大効率でこなすのが正しい、という価値観が広がっている。

スマホの普及により、私たちはいつでもどこでも情報にアクセスできるようになりました。

動画やゲームなどの娯楽目的だけではなく、学習や自己成長につながるアプリも今は豊富にあります。

スマホを持ち歩く生活が当たり前になったことで、空いた時間にできることの選択肢が圧倒的に広がったのです。

加えて、SNSでたびたび話題になる「時間術コンテンツ」の影響も大きいでしょう。

いつしかスキマ時間は、

「のんびりできる時間」ではなく「自己管理のチャンス」

として捉えられるようになりました。

でも、これってまるで、

「人生のすべての時間を有効活用しなさい」

と圧をかけられているようなものではないでしょうか。

本来スキマ時間は、「何をしていても良い」という気楽な余白だったはずです。

それが今では、「有効活用しないと不安になる時間」へと変わってしまったのかもしれません。

「時間の有効活用」のプレッシャー

現代の「スキマ時間を活用しよう」という風潮。

これはかつて一世を風靡した、「24時間戦えますか」という言葉に少し通じるところがあります。

【「24時間戦えますか」とは?】
1980年代、栄養ドリンク「リゲイン」のキャッチコピーとして広まった言葉です。
企業戦士・モーレツ社員といったがむしゃらな働き方が当たり前だった、仕事第一主義の時代背景を的確に反映したフレーズでした。
※販売元の第一三共ヘルスケアは「元気に頑張る人をサポートするドリンク」と説明しており、実際に24時間働くことを推奨していたわけではありません。

この「24時間戦えますか」が象徴していたのは…

  • 肉体的な長時間労働を美徳とする価値観
  • 休むことに罪悪感を感じさせる空気
  • 限界を超えて働くことこそ正義、という精神

今で言うところの、ブラック企業的な感覚に近いですよね。

では、現在流行している「スキマ時間の活用」はどうでしょう。

  • 自分磨きや自己実現を名目にした、精神的な自己圧迫
  • 表面的なポジティブと裏腹に、「埋めないと成長できない」という焦りを生む構造
  • SNSで見かける努力する人たちとの比較により、自分にダメ出しをしてしまう

目的は違っても、自分を休みなくフル稼働させる構図は同じではないでしょうか。

こうした取り組みを、

「自己投資が楽しくて、一秒だって無駄にしたくない!」

と心から思って行っているなら、それは素晴らしいことです。

でも、もしそれが「やりたい」ではなく「やらなきゃ」になっているとしたら…

それはもう、趣味や成長ではなく、タスクやノルマと変わらない苦しいものになってしまいます。

自分のためなのだから平気…本当に?

「昔は会社に命令されていたけど、今は自分のためにやっているんだから、一緒にするのは違うんじゃない?」

このように感じる方も、きっと多いと思います。

誰かに言われてやるのと、自分で決めて動くのとは、まるで違いますよね。 

もちろん、苦しくないのならそれでいいのです

前向きに取り組めているのならむしろ素敵ですし、自分のための努力は何より強い原動力でもあります。

でも、どこか「しんどさ」「焦り」を感じるのであれば、少しだけ立ち止まってみてほしいのです。

現代は、自分で選んだように思わせる情報や仕組みが、私たちの周りにあふれています。

そのなかで気づかないうちに、休むという選択肢を自分から手放してしまっているのかもしれません。

休むことは、本当に無駄なこと?
何もしなければ、「スキマ時間を活かせなかった」ことになるの?

そんなふうに感じるときがあったら、どうか思い出してください。

「時間を何にも使わない」ことも、ひとつの立派な選択です。

時間は誰かのためのものではなく、あなただけのもの。
だからこそ、人生のすべてを有効活用しようとなくても良いのです。

「何もしないスキマ時間」を選択してもいい

ふと訪れた余白の時間に、何かをするのも、あるいは何もしないのも自由です。

その瞬間の自分にとって、心地よいと感じる選択をしてみましょう。

  • 何もしないで外を眺める
  • 目を閉じて、ぼんやり過ごす
  • 家の近くをのんびり散歩する

こういった時間の使い方は、一見するとたしかに生産的ではないかもしれません。

でも、もともとスキマ時間とは、「予定と予定の間にできたちょっとした時間」のこと。

次の予定を頑張るためにひと息つくだけだって、十分ではないでしょうか。

時間単位ではなく、一日という単位で見れば、バランスがとれていることもあります。

「何かする」と「何もしない」の、どちらを選んでもいい。
そう思うだけで、時間との付き合い方が少し楽になるはずです。

疲れたときの休み方について書いた別記事もありますので、よかったらこちらも合わせてお読みください。

まとめ

「時間を無駄にしたくない」
「空いた時間も有効に使いたい」

そう思う気持ちは、とても前向きで素敵です。
実際にその積み重ねが、大きな成長や変化につながることもあります。

けれど、「成長」や「充実感」は、本来あなたの心が満たされてこそ得られるもの
焦りや義務感に変わってしまったら、その輝きは失われてしまいます。

スキマ時間を埋めることが「心の余裕を削ること」になっていないか、ときどき立ち止まって、見つめ直してみてください。

そして、そんなときは、またこの記事に戻ってきてくださいね。
あなたがホッと一息つける場所であれたら嬉しいです。

「頑張りすぎずに何かできることはないかな」と思った方には、こちらの記事がオススメです。ゆるくスキマ時間を活用する方法についてまとめてあります。

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