マイナスな言葉を使ってしまう心理とは?使いがちな言葉の例と向き合い方

ことば
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「私にはできない」
「どうせまた失敗する」

気づけば、こんなマイナスな言葉を口にしてしまうことってありませんか?

「また言っちゃったな…」と思うと、気持ちが沈んでしまいますよね。

それとは逆に、周りにいる「マイナスなことばかり言う人」が気になることもあるかもしれません。

マイナスな言葉は、できれば減らしたいもの。
でも、なかなかうまくいかないことも多いですよね。

この記事では、マイナスな言葉を使ってしまう心理を解説しながら、

  • 自分が言ってしまう場合
  • 相手が使ってくる場合

の向き合い方についてもご紹介していきます!

こんなアナタに読んでほしい
  • ついネガティブなことを口にしてしまう
  • マイナスなことばかり言う人が気になる
  • マイナス発言が多い人の心理や特徴を知りたい

よく使われるマイナスな言葉の例

マイナスな言葉は、「内向き」「外向き」の2種類に大きく分けられます。

例えば、

  • 「疲れた」
  • 「できない」
  • 「また失敗する」

といった言葉は、自分に向けられた「内向きのネガティブ」です。

起こったことを否定的に受け取りやすいため、自己評価が下がったり、行動力がなくなったりすることがあります。

一方、

  • 「つまらない」
  • 「くだらない」
  • 「うっとうしい」

といったように、人や物、出来事などに向けられた言葉は「外向きのネガティブ」です。

「自分は悪くない」と感じやすく、無意識に他人や環境のせいにしてしまうこともあります。

まとめると、

  • 内向きのネガティブ → 自分の気分や行動に影響しやすい
  • 外向きのネガティブ → 周りの人との関係に影響しやすい

という特徴があります。

また、この2つが混ざったような表現も存在します。

例えば、

  • 「楽しそうでいいね。私はなんにもいいことないよ」
  • 「あの人はできる人だから、私とは違うよ」
  • 「若くていいなあ。私はもう歳だから」

こうした言葉を相手を褒めているつもりで使う人もいますが、言葉の根底にあるのは「自分はダメだ」という気持ちです。

そのため、言われた側はどう反応していいか困ってしまいます。

このように、マイナスな言葉は「強いネガティブ」だけでなく、「やわらかい自己否定」として現れることもあるのです。

ミナモ
ミナモ

相手から「そんなことないですよ」と返されることが多いなら、
無意識にこの隠れたマイナス言葉を使っているのかもしれません。

マイナスな言葉を使ってしまう心理

マイナスな言葉を使ってしまう背景には、さまざまな心理が影響しています。

その中でも、特に影響が強いものを3つ解説します。

  • 自分の心を守るため
  • 思考のクセになっているため
  • 不安が強い状態のため

①自分の心を守るため

マイナスな言葉の多くは、自分の心を守るために使われています。

例えば、うまくいかなかったときに

「やっぱりダメだった」
「自分なんてこんなものだ」

と口にしてしまうことがありますよね。

これは、必要以上傷つかないようにするための反応でもあります。

もしここで「期待していたのにうまくいかなかった」と強く感じてしまうと、その分ショックも大きくなってしまいます。

だからあえて自分を下げるような言葉を使って、ダメージをやわらげようとするのです。

また、なにか行動をする前に、

「どうせ無理」
「期待してないし」

といった言葉が出てくることもあります。

これも同じで、失敗したとき傷つかないための準備として、「心のクッション」を先に置いているのです。

まとめると、

  • あえて自分を否定することでダメージを軽減
  • 自分でワンクッションを置く安心感
  • 他人からの評価を先回り

このように、マイナスな言葉は「傷つかないための予防線」として働いているのです。

②思考のクセになっているため

日ごろからマイナスな言葉をよく使っていると、それが思考のクセになってしまうこともあります。

人の思考は、繰り返すほどにパターン化されていきます。

一度身についた考え方は、無意識のうちに選ばれやすくなるのです。

例えば、

  • うまくいかなかった → 自分のせい
  • イライラしている → 相手のせい
  • 嫌なことばかり → 世の中のせい

このように、

「こういうときはこう考える」

という流れが固定されていくと、似たような場面に出会うたびに、同じ結論にたどり着きやすくなります。

それが「当たり前」として定着していくと、自然とマイナスな発言が増えてしまうのです。

③不安が強い状態のため

マイナスな言葉は、そのときの心の状態が大きく影響します。

「失敗したらどうしよう」
「きっとダメになる」

こんなふうに考えてしまうときは、不安が強くなっているサインかもしれません。

疲れているときや余裕がないとき、必要以上に悪い方向に考えてしまうこともありますよね。

人は不安を感じると、起こるかどうかわからない未来に対して、「最悪のケース」を思い浮かべてしまいます。

これは危険を避けるための重要な働きでもありますが、その状態が続くと気分が落ち込みやすくなります。

ミナモ
ミナモ

マイナスな言葉を使ってしまう背景には、

  • 傷つき過ぎないための防御
  • 日ごろの考え方や習慣
  • そのときの心の状態

が関係しているということですね。

マイナスな言葉が増えるとどうなるか

マイナスな言葉を頻繁に使っていると、本人だけでなく周りにも影響してくることがあります。

ここでは、マイナスな言葉が与える影響を、「自分」「相手」の視点に分けて解説します。

自分に与える影響

マイナスな言葉をよく使っていると、自分自身にも少しずつ影響が出てきます。

具体的には、

  • 自己肯定感が下がる
  • 行動力が低下する
  • 人間関係に支障が出る

といった変化です。

言葉は気分に影響を与えやすく、口にすることでその感情が強まります。

例えば、「疲れた」と口にすると、本当に体が重く感じてしまうことがありますよね。

気分が言葉に引っ張られることで自己肯定感が下がり、気力やモチベーションも低下していきます。

するとさらに、

「どうせ私にはできない」

という思い込みが強くなり、行動にもブレーキがかかるようになってしまいます。

こうした影響が重なることで、「変えたいのに変えられない」という状態に陥りやすくなるのです。

相手から見た印象

マイナスな言葉が多い人と話していて、

「なんだか疲れる…」

と感じたことはありませんか?

人にはもともと共感する力があるため、相手の感情が自分にうつることがあります。

例えば、落ち込んでいる人の話を聞いているうちに、自分まで気分が沈んできてしまうことがありますよね。

これは、感情が相手にうつった結果起こる反応です。

もちろん、多少の愚痴や不満を言うことは誰にでもあるので、それ自体が悪いわけではありません。

ただ、それがあまりにも多いと、

  • 共感し続けるのがつらい
  • 感情を引っ張られる
  • 気持ちが消耗する

といった負担を相手が感じやすくなります。

その結果、人との間にだんだんと距離ができてしまうのです。

これが職場などで起こると、全体の雰囲気が重くなり、チームとしてのモチベーション低下につながることもあります。

マイナスな言葉との向き合い方

マイナスな言葉を使ってしまうことは、誰にでもあります。

大切なのは、それを「良くないもの」と感じたときに、どう向き合っていくかです。

ここからは、「マイナスな言葉との向き合い方」についてご紹介していきます。

自分が言ってしまう場合

マイナスな言葉は、自分では気づくのがなかなか難しいです。

「もしかして使っているかも?」

と感じたときは、次のポイントに注目して、普段の会話を振り返ってみてください。

  • よく使う口ぐせに意識を向ける
    どうせ、でも、だってなどネガティブな流れを作りやすい言葉を言っていないか
  • 言われた側の反応を見る
    相手が困っている、返事に詰まる、微妙な空気になるといったことはないか
  • 言葉ではなく感情に目を向ける
    イラっとした、楽しくない、つまらないと感じたときに、どんな言葉が出ているか

振り返ってみて、マイナスな言葉が多いかもと感じたら、少しずつ言葉の選び方を変えてみましょう。

例えば、

疲れた → たくさん動いた証 → よく頑張った

このように、同じ出来事でも「どこに注目するか」を変えることで、使う言葉が自然と変わっていきます。

「頑張ってポジティブに言い換える」というよりも、「物事の見方を少し変えてみる」という意識を持つこと。

それだけでも、マイナスな言葉は減らしていくことができます。

相手がマイナスな言葉を使う場合

相手がマイナスな言葉をよく口にする場合は、次のようなポイントを意識してみてください。

  • 相手の気持ちを受け取りすぎない
    考え方の違いを受け入れたうえで、自分の意見を大切にする
  • 距離をとってOKと考える
    必要なとき以外はできるだけ関わらない
  • 相手を無理に変えようとしない
    アドバイスは相手が望んだときだけにする

励ましたり、共感する言葉をかけても、ネガティブな返事ばかり続くと疲れてしまうこともありますよね。

そんなときは、無理に受け止め続けなくても大丈夫です。

「そういう捉え方もあるんだな」
「この人はそう考えるんだな」

と距離を置いて受け取ることで、気持ちが楽になることもあります。

また、できそうであれば軽く話題を変えたり、会話の量を調整したりするのもひとつの方法です。

大切なのは、自分の気持ちを守ること。

そのために距離を置くのは、決して冷たい行動ではありません。
無理に付き合い続けることだけが、優しさではないのです。

ミナモ
ミナモ

マイナスな言葉は完全に悪いものではなく、時には必要なこともあります。
つらい気持ちを言葉にすることで、
心が軽くなったり、不安がやわらいだりすることもありますよね。
マイナスな言葉を使ってしまう自分や相手を責めすぎず、
お互いにとって心地よい距離感を大切にしていきましょう。

まとめ

今回は、「マイナスな言葉を使ってしまう心理と向き合い方」についてご紹介しました!

  • 自分が言ってしまう場合
    • よく使う口ぐせに意識を向ける
    • 言われた側の反応を見る
    • 言葉ではなく感情に目を向ける
  • 相手がマイナスな言葉を使う場合
    • 相手の気持ちを受け取りすぎない
    • 距離をとってOKと考える
    • 相手を無理に変えようとしない

マイナスな言葉は自分を守るため、思考のクセ、そのときの不安など、さまざまな理由で出てくるものです。

誰でも使ってしまうことがあるからこそ、上手に付き合っていくことが大切です。

物事の見方を少し変えてみたり、相手との距離を調整したりしながら、自分にとって無理のない方法を見つけていきましょう。

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